ミクシィに書こうかと思ったけれど、
かなり長いうえに、ただの自己満だから・・・


ここに書き残しておきます。



最近すごく、「情報」の怖さについて感じています。
どれが嘘で、どれがホントなのか
すごくわかりにくくなってしまってる。


言葉は恐ろしい。
一方的な知識しか知らないことの怖さを感じる。


でもきっと、情報が簡単に手に入る手軽さで
「知る」ことについて、私達が相当鈍く、めんどくさがりになってるのも、いけないんだとも思う。




ところでこの記事。
http://promotion.yahoo.co.jp/charger/200704/contents05/theme05.php


これはもう、日本というだけではなく
国家レベルで大分深刻な問題なので
個人個人が口出しをするのは、「焼け石に水」状態かもしれない。


でも事実として。


六ヶ所再処理施設からは、
チェルノブイリで放出された倍の量の放射能
半分は空気に。
半分は海に放出されていくこと。
六ヶ所村周辺では、因果関係はないと主張されているものの
白血病の子供が急増していること。
試運転で、すでに職員が被爆していること。


これを聞くと大抵の人が
「それって本当?」って言う。
政府がそんな危険なこと、やるはずがないって。


でも事実。
原発を使えば、二酸化炭素は排出されないからクリーンだなんていうけれど
放射能がクリーンなの?
そんなの、誰だってわかること。


私自身は、普段は六ヶ所村から程近い
同じ青森県内の十和田市で生活してる。
だから、実際に放射能が放出なんてされてしまえば、
直に被爆してしまう危険性が高いから、本当にすごく怖い。


きっと、十和田で暮らしてなかったら
ここまで怖いと思っていなかったはず。
再処理工場なんてキーワードにも、ここまで反応はしないと思う。

「私には関係ない」って、ぽいってしてしまうと思う。
日本での問題として、全然関係なくなんてないのに。


でも再処理工場に反対している人達をみてて
ちょっと複雑な感じがする。
平和的な運動をしている人たちは
「本当に豊かな暮らし」
「非電化の暮らし」
なんていって、都市での省エネを訴えたりしているけれど
それは少し違う。


それだけではいけない。


省エネはとっても素晴らしいことだし、やるべきだと思うけど
都会の人間は元々が豊かだから、
地域社会の生活を「豊かだ」なんていう。
でも、そんなこと言われても
県民一人当たり所得が沖縄に続いて、下から二番目の青森県
最低賃金が613円。
県にどれだけお金が少ないか。
電車がバスが、利用するのにどれだけ不便でしかも高いか。
夢を追いかけようと思った時、若者が県外へでる気持ちだって分かる。


一方で、原発・再処理工場を作ることで
どれだけお金をもらえるか。


どうして、青森県が再処理工場を作ることに合意したのか。
それについても、もっと考えてほしいとも思う。
地域経済が今どれだけ圧迫されているか。


日本は、心臓と脳みそだけが元気で
他の体の部分は、ボロボロな国だと思う。
手だって、足だって、指だって、耳だって、
全部、大事なのに。


本当に深刻に、「試されている」時代になったと思う。
環境の問題。
政治の問題。
食料の問題。
エネルギーの問題。
資源の問題。
人口の問題。
まだ沢山あるけれど。


今まで「無関心」だったせいで
問題は山積み。
起こってしまった限り、その後どうするかが大事。



そして私には、何が出来るだろう。