すごく幸せな夢をみた。



子供たちが代わる代わるでてきて、
笑ってる夢だ。



私は、全部まるごと抱きしめてあげたいと思う。
でも、ここが私のいけないところで
私は子供がとっても好きだけど、
それだけで受け入れてもらえるのか、未だに不安だったりもする。


私のことも、好きになってくれたら嬉しいから。
きっと誰だって、受け入れて欲しいから。



彼らは、そんなの知らないよみたいに笑う。
だから私も笑ってしまう。


時間を逆算してみる。


時差は三時間。
向こうは今11時くらい。



あの子たちは今、なにをしてるだろう。





新宿のカフェに潜りこんで、カレー風味のクラムチャウダーをすする。
店内では、ワントーン高い声でしゃべりちらしてる女性がいる。





お金があって、生きるための制度が整ってて
事故と事件と病気と災害と老衰と自殺以外では死んじゃわない人達が、
ストリートチルドレンも物乞いもいないこの国で、
皆それぞれ、他人から見ればくだらなくて、本人から見れば真剣な悩みを
日々誰かに打ち明けたり打ち明けなかったりしながら生きてる。






みんなそれぞれ、必死に生きてるじゃんって誰かが言った。





みんなそれぞれ、必死に生きてる。
無関心で無神経なまま。





私は不思議だ。




私も含め、どうしてみんな、その悩みが永遠に続いて
その生活がずっと続くって信じて疑わないのかが。

きづいてしまったことがあって、


すごく、悲しくなった。




ある、友人がいるんだけれど
その人とはメールや、時々電話でやりとりしていて。


楽しいから、そうしていると私は思ってた。
でもある日、きづいてしまった。




私は、ただの情報源なのかもしれないって。




気づいてしまって、悲しくなった。
でもどうしようもない。





どうしようも、ないよ。